森永製菓の「チョコフレーク」が生産終了になると、ニュースで見ました。
この商品は1967年発売。当時のCMで「風のようにかるいー♪」という歌が流れていたのを懐かしく思い出します。
コーンフレークスにチョコをまぶしたような、サクッとしたテイストがとっても好きでした。
しかし発売から51年…その幕を閉じることとなった。
今日の新聞にもその記事があって、あらためて寂しさを感じています。
記事によると、スマホを見ながらつまむスナック菓子としては、手が汚れないというのが命題とのこと。
ゆえに、チョコフレークもすたれてしまったらしい…と書いてあります。
しかも他社製品でも、ポテチを食べるのに手が汚れないための「トング」とか、袋から直接食べれるような「ワンハンドスナック」とかがもてはやされているようだ。
いやー。ポテチをトングじゃ食べないでしょー。
いやー。袋から直接食べなくとも…なんだか違和感満載です。
でも、思ったこと。
ロングセラー商品も、その味とか関係ナシに、ITの進化とともにすたれてしまうこともあるのかもしれない。
食品って、味が「クオリティ」の第一だったハズなのに、その時代は、過ぎ去ろうとしているのかもしれない。
なんだか寂しいな。
なんだか難しいもんだ。
無性にチョコフレークが食べたくなり、近所のお店を走り回って探したけれど。
残念ながら見つけられませんでした。
とはいえ。
50年以上も、スナック菓子の楽しさを教えてくれたチョコフレーク。
ワタシにとっては、"昭和の象徴"とも思えるような、素敵な商品でした。
チョコフレークさん、ありがとねー。