「売る」のではなく「伝える」。相手の心を動かすストーリーの力を学んだ一冊
この記事は『買いたくなる1分ストーリー 売れる話し方には「型」がある』(宝来 光子 著)という本について書いています。
タイトルだけを見ると営業や販売のための本という印象を受けますが、実際には講師や管理職、プレゼンをする方、SNSやブログで発信する方など、「人に何かを伝える人」すべてに役立つ内容でした。
今回は、特に心に残ったポイントを3つご紹介します。
人は商品ではなく「ストーリー」に心を動かされる
この本を読んで最も印象深かったのは、「モノを売り込むのではなく、ストーリーで伝える」という考え方です。
私たちは商品の特徴やメリットを一生懸命説明すれば伝わると思いがちです。
しかし実際には、「なぜ作られたのか」「どんな想いが込められているのか」「誰が喜んだのか」といった背景に触れたとき、初めて相手の心は動きます。
本書では、それを「感情の橋をかける」という言葉で表現しています。
この一言が、とても心に響きました。
人は理屈だけでは行動しません。
共感し、感情が動いたときに初めて「やってみたい」「お願いしたい」という気持ちになるのですよね。
講師を目指そうとしている私が学んだ「伝え方」の大切さ
私はこれから講師としての活動も目指しています。
これまでは、「正しい知識をわかりやすく伝えること」が最も大切だと思っていました。
もちろん、それは必要です。しかし、この本を読んで、「何を伝えるか」と同じくらい「どう伝えるか」が重要なのだとあらためて教えてもらったのです。
知識だけでは人は動きません。
聞き手が「やってみよう」と思えるように、感情を動かす話し方があってこそ、行動につながる。
これから経験を積んでいく中で、この考え方は何度も思い出すことになりそうです。
人に何かを伝えるすべての人におすすめしたい一冊
本書は、「伝える仕事」をしている人たちにはもちろん、日々の仕事や家庭や様々なコミュニケーションにとっても多くの気づきがあるに違いません。
しかも、ストーリーの作り方だけではなく、「どんな順番で話せば伝わるのか」「どんな言葉を選べば共感されるのか」まで具体的に紹介されていて、かつ、事例も豊富ですぐ実践できる内容ばかりです。
「伝え方」が変われば、相手の受け取り方が変わる。
そして、その先の行動も変わる。
そんなことを改めて教えてくれた一冊、ぜひおすすめします。
