『パパ・ママが自宅でできる 子どもの病気とはじめてのホームケア』あの頃の私に渡したかった一冊

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「熱が出たので、お迎えをお願いします」
保育士さんからの電話に何度もハッとさせられた日々がありました。

息子が幼少の頃は、体調を崩すことも多く、当時の私はただオロオロしてばかり。仕事の調整、看病、寝不足、そして不安。何を優先すべきか悩みながら、自分の心も追い詰められていた気がします。

当時の私と同じように悩んでいるあなたへ。

看護師/寄り添い疲れの人専門コーチ 筑紫 悠さんの『パパ・ママが自宅でできる 子どもの病気とはじめてのホームケア』をご紹介します。

あの頃の私に渡してあげたかった

本書を手に取ったとき、まず思ったのは息子の体調不良との向き合い方に四苦八苦していた「あの頃の私」に渡してあげたかった。ということでした。

NICU(新生児集中治療室)の看護師であり、一児の母でもある著者が教えてくれる、その”向き合い方(ホームケア)”

内容はとても実践的で、お役立ちポイントが満載。

子どもの病気やケガ、園で流行りやすい感染症、アレルギーや事故など、家庭でどう対応すれば良いかが丁寧に解説されています。

ネット検索では情報が溢れすぎて、逆に不安になった経験のある方も多いのではないでしょうか。そんなとき、何を見て、どう考え、どう行動するかを冷静に教えてくれる一冊なのです。

親が見るべき具体的な視点の提示

特に印象的だったのは、「病院に行くか迷ったとき、親が“どこを見るか” “何を聞くか”」という具体的な視点の提示。

医療的な根拠と母親としてのリアルな視点のバランスがとれていて、読み進めるうちに、少しずつ心が落ち着いていくような安心感があります。

また、病院・薬局・保育園での伝え方や質問の仕方まで書かれており、「親がどう話すか」で得られるサポートが変わることにも気づかされました。

子どもが不調のときこそ、親が安心して対応できる準備が必要なのですよね。

親の不安を軽減してくれる”頼れる地図”のような存在

私自身、育児と仕事の両立に日々追われる中で、子どもの急な発熱や嘔吐に直面すると、平常心ではいられませんでした。

そんなときに「まずここを見て、こう判断すればいい」といった具体的な指針があるだけで、親の不安は大きく軽減されます。

この本は、そうした“頼れる地図”のような存在。

完璧に対応できなくてもいい、でも、少しでも冷静になれるように。子どもを守るという責任を感じながら、自分自身も大切にできるようになる。そのきっかけをきっと与えてくれるはずです。

最後にひとこと

初めて子育てをしているママ・パパはもちろん、保育園に通うお子さんを育てている共働き家庭にも、ぜひ手に取ってほしい一冊。

焦らず落ち着いて、子どもに向き合える。そんな「安心の引き出し」がひとつ増えること間違いなしです。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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