映画「ゴッホ 最期の手紙」 世界初、全編が動く油絵で構成される 珠玉のアートサスペンス

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先日、東京都美術館で開催されている、「ゴッホ展ー巡りゆく日本の夢」を鑑賞し、どうしても、映画「ゴッホ_最期の手紙」が見たくなり、本日鑑賞することができました。
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ゴッホがさんざんお世話になった、弟のテオに宛てた最期の手紙。

手紙好きであったゴッホ。その、たくさんの手紙を配達してきた、ムーラン郵便局長の息子さんアルマンが、最期の手紙をお父様から委ねられテオに届けるために、パリを訪れることがストーリーの縦糸になっています。

ムーラン郵便局長さん。

ご両親からの期待に一生懸命応えようとしたゴッホ

ゴッホには死産となった兄がいたようです。
ご両親は、その亡き兄にとっても期待していて、その次に産まれたゴッホにはチョイと複雑な心情をお持ちだったみたい。

ご両親ドノ。そんなこと気にせんでもええやん。

ワタシはそんなふうに思うのですが、幼少期のゴッホにとって、なんともお辛い状況だったように。

ゴッホさんのメンタル、そこから始まったのかなあ。切ない。

画家としてのデビューは28歳

牧師であるお父さまの後を継ぐべく、教会の伝道師として社会人の第一歩を踏み出したゴッホであったようですが、残念ながらうまくいかず、
28歳のあるときに描き始めた絵画が、彼の人生の希望となったようです。

”就活”って、きっと上手くいかないこともあるのでしょうが、ゴッホの如く。いつか、自分のやりたいことって見つかるんだよねー。

ゴッホ最期の手紙を届けるための、アルマンの旅

ムーラン局長の息子、アルマンは、なんとなくダラダラと過ごしていたご様子。あるとき、お父さまから頼まれて、ゴッホの最期の手紙をテオに届けにいくことに。

アルマンさん。イケメンですーw

ゴッホのパリでの軌跡を辿り、さまざまな縁のある方々にインタビューするも、テオもすでに他界しており、みんな言うこともバラバラ。

何が本当なんだろう。って訝るアルマンのキモチ。観ているワタシも多いにうなづいちゃいました。

どうなってんねん?

そして出会ったガシェ医師

紆余曲折のすえ、アルマンが辿り着いたガシェ医師。
ゴッホの晩年のよき理解者であったようです。

結局のところ、ゴッホは自殺だったのか、他殺だったのか、ガシェ医師がそのとき治療を施したのか否か、わかりません。

ただ、ゴッホの最期のテオへの手紙に書かれていたこと。

命あるもの。すべてが価値がある。
作品で人々を感動させることができれば。

絵を描くことで、ゴッホにも良い人生がきっとあったのだと、あらためて感銘です。

今日の一言

この映画は、世界初、全編が動く油絵で構成されているという、本当に素晴らしい作品です。

上映はあと少しの期間ですが、東京都美術館のゴッホ展とともに、ぜひ、お楽しみいただけることお薦めですw

おまけ

ゴッホさんに、ワタシも手紙を書いてみました(笑)

拝啓
フィンセント・ヴァン・ゴッホさま
いろいろとお辛いことも多々おありだったのかとお察しいたしますが、
100年以上の時空を超えて、感動を心より感謝です。
また、我が国・日本を敬愛くださり、ありがとうございました!
敬具

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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