お食事やお酒をいただきながら、Jazzを始め各ジャンルの音楽LIVEを楽しむことができる。
”ライブレストラン”というのがあることを知ったのは、数十年前にニューヨークの「ブルーノート」に行ったときでした。
その後、国内ではなかなか訪れるチャンスがなくしばらく経ってしまいましたが、六本木のミッドタウンにビルボードライブ東京ができて、その楽しさにすっかりハマりました。
紹介します。
ブルーノート東京とビルボードライブ東京の違い
南青山にある「ブルーノート東京」
ニューヨークのブルーノートの姉妹店です。ステージにいちばん近い自由席が当日来た者順で、人気のあるライブだと、よい席に座るためには数時間前から来て整理券を入手しておかねばならず。
一方、ビルボードライブ東京は同じ自由席ではありますが、チケットを購入した順で先着番号が割り振られるので、事前に早目の購入ができれば余裕をもって前の方の席に座れるのと、駅直結のビル(東京ミッドタウン)に入っているのも便利。
会員(club BBL)になると年会費はかかりますが、チケットの先行購入やポイントが貯まると無料チケットがもらえる…などの特典があり、私も会員になっています。
ミッドタウンだけでなく、大阪・梅田のハービスPLAZAにもあり、同様のサービスが利用できます。
「往年の巨匠」ミュージシャンがきてくれる
ステージには、私世代にとっては感動モノの、1970年~1980年代の”神様”と呼ばれた往年のミュージシャンたちが続々ときてくれます。
マーカス・ミラー、ブラッド・メルドー、セルジオ・メンデス、シェリル・リンなどの海外アーティストや、村上ポン太さんや斉藤ノヴさんなどの日本の音楽界を引っ張ってきてくださった国内の巨匠たち。
大きなライブ会場と異なり、ステージは目の前。臨場感にあふれて、より心に響く。
アース・ウィンド&ファイアーの黄金時代を支えたギタリスト、アル・マッケイも「アル・マッケイ・オールスターズ」というバンドをしたがえて、よくきてくれます。
”アース…”は私が高校生の頃のミュージシャン仲間皆が崇拝していた偉大なるグループ。名曲”ファンタジー”や”セプテンバー”など、当時のアースそのもの演奏は感動モノ。
数年前ですが、大晦日のカウントダウンでこのライブに参加することができ、アーティスト・観客一体となり会場みんなで、年始をシャンパンで乾杯。とても楽しく過ごしました。
お酒とお料理を楽しみながら最高の音楽を聴ける。
ライブに酔いしれながら、美味しいお酒とお料理も堪能できる。ライブレストランってなんて偉大なんだろう。
ビルボードライブ東京では、本格的なフレンチやイタリアンテイストのお料理から、カジュアルなおつまみに至るまで。
また、ワイン、ウイスキー、カクテルなど、各種お酒も各種あります。
ステージと同じフロアの自由席がもっともアーティストに近いのですが、二階席、三階席などのカジュアルフロアもあり(それでも大きなライブ会場に比べて全然至近距離です。)予算に合わせてリーズナブルに利用することも可能です。
今日の一言
ライブレストランの楽しさを教えてくれた、ビルボードライブ東京。これからもずっと続いてくれるといいなぁ。
若い世代の方々には馴染みの薄いアーティストが多いかもしれませんが、”往年の巨匠”の芸術は何十年経っても色褪せないものです。