悩みが尽きなかったり疲れが度重なると。
何らかのアドバイスを「本」に探しにいきたいと思うものの、心が折れかけているときって読む気になれないのです。
かつて、大きな悩みに面していたときの私の正直な気持ち。
今はおかげさまでメンタル回復できましたが、もし、当時の自分がこの本に出会っていたら…きっと支えになってくれたと思える。
樺沢紫苑さんの『読むだけでフワッと癒やされる本』
ご紹介します。
見開き2ページでワンメッセージを受け取れる
冒頭でお伝えしたとおり、ドン底にいたときの私は、本を開くこともできなかった。
相反してしまいすみませんが、それでも、本に助けてもらいたいって思いがあって。
1冊を読み通す気力がなくても、パラパラとめくって好きなところや気になったところを見開き2ページで見られるのならば嬉しい。
苦しすぎる毎日だったあの頃に本書に出会っていたなら!
読みたくても読めない。でも、本が好きだ。
そんな思いを叶えてくれる「見開き2ページでワンメッセージ」が、まさに『読むだけでフワッと癒される本』なのです。
とくに好きなフレーズ「のれんのように生きる」
本書では、たくさんの素敵なワンフレーズが出てきます。
とくに私が好きなのが「のれんのように生きる」(104ページ)
その箇所を開いてみると、「カバ(樺沢さんのイラスト)がのれんをくぐろうとしているイラスト」にホッコリ癒されます。
自分が直面している難事を、例えば「岩」とか「鉄」とか固いものになぞらえなくても「のれん」って考えたら楽になれる。
くぐるのも一つ。くぐらなくたって構わない。
本書のタイトルのとおり「フワッと」でいいんです。
読者が好きなように行動すること、そっと後押ししてくれる
書いてあることを、実行しよう…読んで意気込まずとも、シンプルに受け取って、そのまま心に留めておくもよし。
さらに詳しく知りたいなぁと思ったら、対応する動画(樺沢さんの大人気YouTube「樺チャンネル」)のQRコードが貼ってあって、それを見に行くもよし。
何かを強制されるのではなくて、読者が好きなように行動すること。
本書はそれを、そっと後押ししてくれるのです。
最後にひとこと
心が折れかけていても、本が読めなくても、見てみたい。
かつての私と同じように悩みをもっているあなたへ。
ぜひオススメの一冊です。