部下さんの「わからない質問」にイラッとしたら要注意!原因は相手じゃなく自分の伝え方だった

2026年2月10日 2026年2月12日 いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

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こんにちは。女性管理職21年の いくみ(@nesan_blogger)です。

部下さんから「よくわからない質問」が飛んでくることってあります。

あらためて振り返ってみたら、足りなかったのは彼女の理解力じゃなくて、自分の説明のほうだった…つい最近もそんな出来事があったのです。

私の失敗談と、そこから得た気づきを解説します。

「あーまたか」という思い込みが、コミュニケーションを止めてしまう

私のチームに、ウッカリや思い過ごしがちょっと多い部下さんがいます。

ある日、彼女から「よくわからない質問」が飛んできました。

正直なところ、最初に頭をよぎったのは「あーまたか」という思い。
普段からそういう傾向がある部下さんだと、どうしても先入観で見てしまうんですよね。「きっとまた理解が足りていないんだろう」と。

そして、つい口をついて出そうになった言葉が
「何を言いたいのかわからないんだけれど」

これがその先のコミュニケーションを止めてしまう…部下さんや後輩さんとのやりとりで経験したことがある場合も多いのではないでしょうか。

早合点してはいけない、と思いつつ、ついやらかしそうになってしまうのですよね。

あらためて質問し直したら、見えてきた”本当の原因”

冒頭でもお伝えしたとおり、最近もそんな出来事があって、かろうじてなんとかグッと堪えました。

「何を言いたいのかわからない」ではなくて、あらためて彼女に質問してみたのです。

すると。

彼女が混乱していたのは、彼女自身の理解力の問題ではなくて、そもそも私の説明が不十分だったから…つまり、
足りなかったのは、相手の能力じゃない。自分の伝え方のほうだった。ということに気づいたのです。

もしあのまま「何を言いたいのかわからないんだけれど」と突き返していたら…彼女はますます萎縮して、質問すること自体をやめてしまっていたかもしれません。

ヒヤッとしました。

なぜ「相手のせい」にしてしまうのか? 上司が陥りやすい思い込みの罠

では、なぜ「相手のせい」にしてしまうのでしょうか。

理由はシンプルで、相手を責めるのは簡単だからです。

「あの人は理解力が足りない」「何度言ってもわからない」…そう思った方が、自分は楽なんですよね。
一方で、自分を振り返るのはちょっと痛い。

「もしかして自分の説明がわかりにくかったのでは?」と認めることが容易でなかったり、忙しい中でそこまで意識を向ける余裕がないこともある。

でもね。

「伝え方チェック」って、結構忘れがちだけれど、ものすごく大事なんです。

部下さんが「わからない」と言ってきた時、あるいは的外れな質問をしてきた時。まず最初にやるべきは、相手の理解力を疑うことではなくて、自分の伝え方を振り返ること。

これだけで、コミュニケーションの質がぐっと変わります。

今日からできる3つの「伝え方チェック」

具体的に、どう振り返ればいいのか? 3つのポイントにまとめます。

「伝えたつもり」になっていないか確認する

自分では十分に説明したつもりでも、相手にとっては情報が足りていないことって、本当によくあります。「伝えた」と「伝わった」は全くの別物。説明した後に「ここまでで不明な点ありますか?」とひと声かけるだけでも勘違いを防ぐことができます。

部下さんの質問を「理解力不足」と決めつけない

特に普段からウッカリが多い部下さんだと、先入観が邪魔をします。でも、毎回の質問にはちゃんとその時々の理由がある。レッテルを外して、まっさらな気持ちで向き合うこと。

「何を言いたいの?」ではなく「どこがわかりにくかった?」と聞く

この言い換え一つで、相手の反応がまるで変わります。前者は相手を責める言葉、後者は自分の改善につなげる言葉。質問の仕方で、部下さんが安心して話せるかどうかが決まるのです。

フォロワーさんの声が教えてくれた、コミュニケーションの本質

このことをXに投稿したところ、フォロワーさんからたくさんの共感をいただきました。いくつかご紹介します。

「相手のせいにする前に、自分で出来たことがないか考えたいですね。」

「伝え方は難しいですよね。自分を振り返りつつ伝え方も磨いていきたいですね。」

「自分では伝わっているつもりで話をしていても実は伝え方が間違っていたということありますよね。そこで、相手を責めるのではなく自分の言い方で合っていたのか?と考えてみることが大事ですね。」

もうね、どの言葉もその通りで、あらためてコミュニケーションの難しさと大切さを実感。

管理職だからって、いつも完璧に伝えられるわけじゃない。むしろ、管理職だからこそ「自分の伝え方は大丈夫だろうか?」と問い続けることが必要なのです。

最後にひとこと

部下さんの「わからない」は、実は自分の伝え方を見直すチャンスでもある。

「あーまたか」と思った瞬間にこそ、一呼吸おいて振り返ってみてください。
相手を責めるのは簡単。でも、自分の伝え方をちょっとだけ見直してみる。その小さな一歩が、部下さんとの信頼関係を、もっともっと深いものにしてくれるはずです。

伝え方に正解はないけれど、「伝わっているかな?」と気にかけ続けること。

これからもぜひ心がけていきます。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。 40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で21年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。 → 詳しいプロフィールはこちらメルマガ登録はこちら