こんにちは。女性管理職19年の いくみ(@nesan_blogger)です。
仕事のし方って色々ありますが、完璧にやろうとしたところで中々難しいことも多い。
60点で、いいんです。
大切なのは、完璧よりも臨機応変さやスピード感。事例も交えて解説します。
仕事は生き物
人の気質を表すのに「完璧主義」という言葉があります。
私はこのタイプではないと自覚していますが、部下さんの中には「何事もきっちりパーフェクトに」というタイプもいる。
それはとても素晴らしいことです。
なのですが、
仕事って「生き物」だから。
思い描いたとおりに必ず進む訳ではないし、当然、自分たちだけでなく、相手(クライアントさんや、協業してくれている取引先)があって、それぞれの温度感も異なります。
臨機応変さやスピード感も大切
また、何かを始めるときに「準備万端整えて、完璧にスタートしよう」と考えていると、ドンドン時間が経ってしまう。
相手に合わせての臨機応変さやスピードも大切だから。
とある部下さんとのエピソードをご紹介します。
その部下さん、おそらく「完璧主義」タイプ。お任せしたことがなかなか実施されないため
「あれ?いつから始めるの?」と訊ねてみたら
「◯◯と◇◇の準備がまだ出来てないんです。それ終わらせないと」
との答え。
もちろん、その◯◯と◇◇は要素ではあるけれど、必須ではありません。
「それ、始めながら整えればいいよ、とにかくスタートしてください」
「わかりました」と返答がくるものの、納得いかない。しぶしぶ始める…といったオーラ満載。
結果、その業務はさほど問題なく進行して、他のメンバーからも色々な改良を加えてもらい、今に至ります。
100点じゃなくて、60点でいい。
このエピソードでもお伝えっしたように、やっていくいちにたとえば、60→80…と点数がアップできて、気付いたら120点だった…ということもあるものです。
だから。
100点じゃなくて、60点でいい。
完璧主義ではない私も、気付くとつい肩に力が入ってしまいがち。
この言葉を心で唱えてみるだけでも、リラックスして物事が好転できます。